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このサイトでは、レクサスのエンジンや搭載モデル、搭載技術についてまとめています。
情報量が多くても、直感的にわかるようなサイト構成を目指しています。
今回は、初代レクサスIS F(20系)についてです。
初代レクサスIS F(20系)は、コンパクトなISのボディに、V8 5.0Lエンジンが搭載されたアグレッシブなモデルとして登場し、国産最強のスポーツセダンとして注目を浴びたモデルです。
その対抗モデルはBMW M3といわれており、BMW M3よりも大排気量のエンジンを搭載し、大排気量自然吸気エンジンのナチュラルな加速性能が魅力のモデルです。
目次
初代レクサスIS F(20系)の動画
まずは、初代レクサスIS F(20系)の動画を見ていきます。
初代レクサスIS F(20系)の試乗動画です。
クルマのツボ。懐かしいですね。
初代レクサスIS F(20系)の加速性能
次に、初代レクサスIS F(20系)の加速性能について見ていきましょう。
V8サウンドが聞けます。
100km/hを越えてからの加速の伸びが凄まじいです。
レッドゾーンにはいるとブザーが鳴ります。
0-100加速タイムは4秒台です。
初代レクサスIS F(20系)のエンジン
次に、初代レクサスIS F(20系)のエンジンについて見てきます。
初代レクサスIS F(20系)には、V8 5.0Lエンジンという、大排気量自然吸気エンジンが搭載されたのが特徴です。
2UR-GSE型エンジン
V型8気筒 DOHC 32バルブ デュアルVVT-iE <D-4S>
最高出力:311kW(423PS)/6,600rpm
最大トルク:505Nm(51.5kgf・m)/5,200rpm
IS Fに搭載された2UR-FSE型エンジンです。
6600rpmという高回転で423馬力という高出力を発揮します。
IS F ダイナミックスポーツチューニングの2UR-GSE
V型8気筒 DOHC 32バルブ デュアルVVT-iE <D-4S>
最高出力:316kW(430PS)/6,600rpm
最大トルク:505Nm(51.5kgf・m)/5,200rpm
IS F ダイナミックスポーツチューニングに搭載された2UR-GSE型エンジンのスペックです。
べースのIS Fに対してトルクは据え置きですが、最高出力が7馬力向上して430馬力となっています。
レクサスIS Fが登場した当時は、小柄な車体に大排気量エンジンをとうさいするといった例が少なく、ISの車体にV8 5.0Lエンジンを搭載したこと自体が衝撃的でした。
軽量、コンパクトな車体と相まって、V8 5.0Lエンジンの発揮する423馬力というビッグパワーなクルマは、国産車最強のスポーツセダンであると同時に、アメリカンマッスルカー顔負けの加速性能の持ち主でした。
また、見た目の豪快さとは違い、吸気バルブにチタンが採用されるなど、細かいところまで手を抜かないのもレクサスクオリティです。
2UR-GSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レクサスIS F(20系)のトランスミッション
初代レクサスIS F(20系)には、8ATが採用されています。
MTモデルの設定はありません。
BMEでは、MTモデルも積極的に採用されていますが、国産プレミアムモデルのレクサスでは難しいのでしょう。
多段変速である8ATは、リズミカルな変速により、官能的なエンジンサウンドとともに志向のドライビングサウンド演出します。
初代レクサスIS F(20系)の駆動方式
初代レクサスIS F(20系)の駆動方式はFRのみです。
走行安定性はAWDに軍配が上がりますが、ハンドリング性能まで考えると前輪に駆動力負担のないFRが優れます。
動力性能とハンドリング性能の両立を狙った結果、V8 5.0L FRというパワートレインになりました。
初代レクサスIS F(20系)のエクステリアデザイン
次に、初代レクサスIS F(20系)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
大型化されたバンパーがハイパフォーマンスの証です。
あくまでスマートなセダンでありながら、内に秘めた強大なポテンシャルは、被知事の皮をかぶったオオカミと言えます。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
次にサイドビューです。
大型のホイールが印象的です。
ダクトが多く、さりげなくハイパワーを演出するデザインですが、オラオラ感もなく、レクサスの紳士的なイメージとよく合うデザインです。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
最後にリアデザインです。
4本出しのマフラーが、IS FのV8 5.0Lという大排気量エンジンを表現しています。
またリアに輝く「IS F」のエンブレムは、国産車最強スポーツセダンの証であり、レクサスのプレミアムスポーツセダンの証です。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
初代レクサスIS F(20系)のインテリアデザイン
次に初代レクサスIS F(20系)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りからです。
ブラックの内装にホワイトのシートが印象的です。
通常、ブラック内装であればシートもブラックになるのですが、IS Fではあえてホワイトな内装にすることで、品のある車内空間を実現しています。
また、モノクロの内装であっても、一つ一つのクオリティが高いので安っぽさが出ず、メリハリのある内装からは、他とは違う、一味違ったスポーツマインドが見えます。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
次に車内空間を見ていきます。
リアシートは狭いので、常時利用するには苦しいかもしれません。
クーペほどではないですが、車両サイズ的にはクラウンよりも小型であるため、その影響は車内空間に出てきます。
長距離移動するには、もう少しい大型のGSなどの方が快適でしょう。
レクサスIS Fは、車内空間は狭いですが、逆に言えば車両剛性は高くなります。
また、重い天井版の面積も少なくなることから低重心化にも貢献しています。
ハンドリングなどのスポーツ性能で見れば、GSよりも優れています。
車内空間の広さで選ぶか、スポーツ性能で選ぶかで、好みが分かれそうです。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
初代レクサスIS F(20系)の新車価格
最後に、初代レクサスIS F(20系)の新車価格をまとめます。
掲載している新車価格は、初代レクサスIS F(20系)における最終新車価格です。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 |
IS F | V8 5.0L | 8AT | 8AT | 8,331,000円 |
IS F
ダイナミックスポーツ チューニング |
10,800,000円 |
初代レクサスIS F(20系)のグレードには2種類あり、べーシックモデルのIS Fと、そのハイチューンモデルのIS F ダイナミックスポーツチューニングが存在します。
本文中でも紹介したように、エンジン自体は同じV8 5.0Lの2UR-GSE型エンジンを搭載していますが、最高出力に違いがあります。
その上で、おすすめモデルはやはりIS F ダイナミックスポーツチューニングです。
わずか7馬力の差ですが、その出力差を求めるのがスーパースポーツセダンの醍醐味といえるからです。
また、新車価格では約200万円の差がありますが、現在は絶版モデルとなり、中古車市場ではそれほど大きな価格差とはなっていないため、特に中古車の初代レクサスIS Fを狙っている方には、ぜひともIS F ダイナミックスポーツチューニングを選んで、国産車最強のパフォーマンスを味わってもらいたいと思います。
初代レクサスIS-F(20系)のまとめ
ここまで、初代レクサスIS-F(20系)について紹介してきました。
出展:http://www.webcg.net/articles/-/9503
初代レクサスIS-F(20系)は、小柄なボディにV8 5.0Lの大排気量エンジンを搭載しているFRスーパースポーツセダンです。
V8 5.0Lエンジンの爽快な加速感と官能性、そして軽量なFRセダンの優れたハンドリング性能を体感できるモデルです。
以上が、初代レクサスIS Fのまとめです。