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このサイトでは、レクサスのエンジンや搭載モデル、搭載技術についてまとめています。
情報量が多くても、直感的にわかるようなサイト構成を目指しています。
今回はレクサスのハイパフォーマンススポーツクーペである、初代レクサスRC Fについて紹介します。
レクサスRC Fは、2UR-GSE型のV8 5.0Lエンジンを搭載していて、レクサスでは動力性能、ハンドリング性能ともに最高性能を誇っています。
目次
初代レクサスRC Fの動画
レクサスRC FとBMW M4の乗り比べです。
この動画は、そのRC Fの走行性能変の動画です。
ライバル車同士のレクサスRC FとBMW M4を比較することで、よりRC Fの長所が浮き出ます。
初代レクサスRC Fの加速性能
RC Fの0-283km/hの加速です。
0-100が4秒程度です。
200km/hを越えてからもぐいぐい加速していくところに、RC Fのエンジンの底力を感じます。
初代レクサスRC Fのエンジン
次に、初代レクサスRC Fのエンジンについて見ていきます。
2UR-GSE型エンジン
V型エンジン8気筒5.0L
最高出力:351kW(447PS)/7,100rpm
最大トルク:530Nm(54.0kgf・m)/4,800-5,600rpm
初代レクサスRC Fには、2UR-FSE型V8 5.0Lエンジンが搭載されています。
このエンジンは他にはレクサスLC500やレクサスGS Fに搭載されているのと同じ、レクサス最強スペックのエンジンになります。
また、これらのLC500やGS Fなど、2UR-GSE型エンジン搭載所の中でも最も軽量でコンパクトなレクサスRC Fは、レクサスの中ではハンドリングや動力性能において最高性能であることもわかります。
この2UR-GSE型エンジンの最大の特徴は、V8 5.0Lエンジンであるのに最高出力発生回転数が7100rpmである点です。
その結果、高回転馬力が生かされ最高出力は447馬力となっています。
大排気量、高回転型大馬力エンジンのナチュラルで、刺激的な吹け上がりは、2UR-GSE型エンジンを搭載するレクサスRC Fでしか味わえません。
2UR-GSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レクサスRC Fのトランスミッション
初代レクサスRC Fのトランスミッションは、8ATとなります。
MTは設定されていません。
これだけハイパワーエンジンなので、MTがあれば思いのままに操ることができただろうと思うと残念です。
でも、この8ATも考えられていて、1速のギア比を大きくすることで強大な瞬発力を得ています。
また、8速のギア比を小さくすることで、高速巡行時にエンジン回転数を下げて燃費の向上を狙っています。
現在は電子制御技術が発達しており、MTよりもATが速い時代です。
レクサスRC Fも、MTの運転の愉しさよりも、速さという性能を求めたモデルなのでしょう。
初代レクサスRC Fの駆動方式
初代レクサスRC Fの駆動方式はFRのみです。
V8 5.0Lエンジンのパワーを後輪のみで受け止めることに不安定感を感じる方もいるかもしれませんが、強力な加速力が発揮されるとクルマは後ろ荷重になるので、後輪のグリップ力は増します。
加速→後ろ荷重→後輪のグリップ力アップ→加速→・・・
の繰り返しになるので、2WDであってもFRなら高出力エンジンをパワーを受け止めることができます。
また、FR車は前輪の負担が少ないためハンドリングの切れもよくなります。
さらに、RC Fのシャーシは、オープンカーのIS Cをベースにしているクーペのため、車両剛性がとても高いのも特徴です。
FRと小型軽量かつ車両剛性の高さで、ハンドリング性能もレクサスの全モデルでトップクラスです。
初代レクサスRC Fのエクステリアデザイン
次に、初代レクサスRC Fのエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
べースとなっている初代レクサスRCと大きくは変わりません。
レクサス共通のL字型LEDが装備されます。
次にサイドビューです。
ハイパフォーマンスモデルであっても品格があるのがレクサスデザインの特徴です。
過度に走行性能を強調したエアロパーツがなくても、大径ホイールやダクトが、その性能を語ります。
最後にリアデザインです。
4本だしのマフラーが印象的です。
直線状のデザインが安定感を表現し、トランクスポイラーは高性能の証です。
また、レクサス最強モデルの「F」が強調された「RC F」のエンブレムも装備され、レクサス最高性能をさりげなく主張します。
初代レクサスRC Fのインテリアデザイン
次に初代レクサスRC Fのインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りからです。
エンジン性能の激しさとは一風変わり、車内空間は上質そのもの。
レクサスブランドという高級車を操る愉しさ、所有する喜びを与えてくれます。
次に車内空間を見てみます。
同じエンジンを搭載するレクサスGS Fとは違い、バケットタイプのシートが採用されます。
バケットタイプのシートは、旋回時にホ-ルド性が高く、姿勢が崩れません。
いかにレクサスRC Fがサーキット性能を重要視して設計・開発されたかがうかがえます。
初代レクサスRC Fの新車価格
最後に、初代レクサスRC Fの投稿日時点での新車価格についてまとめます。
モデル | グレード | 駆動方式 | 価格 |
RC F | Carbon Exterior package | FR | 10,594,000円 |
9,824,000円 |
初代レクサスRC Fは2グレードになっていて、べーシックなモデルとカーボンパーツが多用された、Carbon Exterior packageです。
車用の軽量化の面で見れば、カーボンパーツは重要であり、サーキットなどでの走行の機会が多く走行性能を重視するなら、RC F Carbon Exterior packageがおすすめです。
しかし、日常用途だけならべーシックなRC Fをおすすめします。
カーボンパーツは紫外線に弱く、カーボン繊維が破断する形で劣化していきます。
そのため、徐々に強度がお落ちていく心配があるため、紫外線などで気を使わなくていいべースのRC Fの方が乗りやすいでしょう。
以上が初代レクサスRC Fのまとめです。