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LEXUSの魅力~premium-car-lineup.com~にお越しいただきまして、ありがとうございます。
このサイトでは、レクサスのエンジンや搭載モデル、搭載技術についてまとめています。
情報量が多くても、直感的にわかるようなサイト構成を目指しています。
今回は、初代レクサスNX(10系)についてまとめます。
レクサスNXはレクサス初のコンパクトSUVであり、トヨタ ハリアーをベースに開発されています。
本来、ハリアーはレクサスではRXでしたが、RXの車格アップに伴い、ハリアーのレクサス版モデルとして、新しくNXが設定されました。
目次
初代レクサスNX(10系)の動画
まずは、初代レクサスNX(10系)の動画からチェックしていきます。
この動画は、初代レクサスNX300hの試乗動画です。
SUVなのにハンドリング性能が特に高く、「切れば曲がる」という当たり前のことがきっちりとできている点で高評価でした。
初代レクサスNX(10系)の加速性能
次に、初代レクサスNX(10系)の加速性能を見ていきます。
初代レクサスNX200t(現在はNX300)の0-180km/hの加速性能です。
0-100加速タイムは7秒ほどです。
初代レクサスNX(10系)のエンジン
次に、初代レクサスNX(10系)のエンジンについて見ていきます。
レクサスNXにはハイブリッドモデルのNX300hと、ダウンサイジングターボモデルのNX300/200tがラインナップされています。
2AR-FXE型エンジン
直列エンジン4気筒 2.5Lハイブリッド
最高出力:112kW(152PS)/5,700rpm
最大トルク:206Nm(21.0kgf・m)/4,400-4,800rpm
フロントモーター最高出力:105kW(143PS)
フロントモーター最大トルク:270Nm(27.5kgf・m)
リアモーター最高出力:50kW(68PS)※AWDのみ
リアモーター最大トルク:139Nm(14.2kgf・m)※AWDのみ
システム最高出力:145kW(197PS)
2AR-FXE型エンジンは、ハイブリッドモデルのNX300hに搭載されます。
直列エンジン4気筒2.5Lエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせで、システム出力としては3.0Lエンジン相当の動力性能を発揮します。
また、モーターアシストにより、瞬発力のある加速が可能であるとともに、ハイブリッドシステムの最適制御で環境性能も優れています。
さらにはレギュラー仕様のエンジンなので、経済的にも優しいエンジンです。
8AR-FTS型エンジン
直列エンジン4気筒 2.0Lターボ
最高出力:175kW(238PS)/4,800-5,600rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgf・m)/1,650-4,000rpm
8AR-FTS型エンジンは、NX300/200tに搭載されます。
登場時には、NX200tでしたが、名称変更によりNX300になりました。
エンジンは同じです。
2.0Lながらターボによって3.0L相当の動力性能を生み、またターボ特有の低速トルクの太さによって、排気量以上の余力のある走りを実現します。
レクサスIS300やGS300と同じエンジン型式ですが、ISやGSは縦置きエンジンであるのに対し、NX300/200tでは横置きエンジンになります。
なお、縦置き、横置きによるエンジンスペックの差はありません。
初代レクサスNX(10系)のトランスミッション
レクサスNX(10系)のトランスミッションについて見ていきます。
直列エンジン4気筒2.5Lハイブリッドを搭載するNX300hでは、電気式無段変速機が搭載されます。
これは、無段階変速によって、エンジン効率の良い回転数を維持することで、パワートレイン全体での効率を上げ、燃費の改善に貢献するトランスミッションです。
また、無段階変速によって変速ショックのない滑らかな走りが可能になり、快適なドライブが愉しめます。
直列エンジン4気筒2.0Lターボを搭載するNX300/200tでは、6ATが搭載されます。
多段ATならではのリズミカルな変速が魅力で、ワインディングなどで爽快なドライブを求めるならこのトランスミッションがおすすめです。
なお、IS300/200tやGS300/200tでは8ATが採用されていますが、NX300/200tでは6ATとなります。
初代レクサスNX(10系)の駆動方式
次に初代レクサスNX(10系)の駆動方式について紹介します。
レクサスNXはNX300hでもNX300/200tでも、FFとAWDが選択できます。
ハイブリッドモデルのNX300hでは、AWDモデルではリアにもモーターが搭載されるため、より緻密な制御が可能になるため、走行安定性能が高くなります。
ターボモデルのNX300/200tでは、スタンバイ式のAWDが搭載されます。
通常は前輪駆動状態(FF)で走行し、スリップを検知するとAWDとなり、前後駆動力配分が50:50にまで変化します。
これにより、AWDでありながら、通常時にはFF走行が可能なため、燃費の向上に貢献しています。
初代レクサスNX(10系)のエクステリアデザイン
次に、初代レクサスNX(10系)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
コンパクトSUVとは思えない迫力のあるデザインです。
特にタイヤハウスを四角い造形とすることで、タフさを演出しています。
レクサス共通デザインの「L字型」LEDも装備され、斬新さの中にも高級感のあふれるデザインになっています。
次にサイドビューです。
窓を小さくすることで、車体の厚みを強調し、SUVらしいたくましいデザインを表現しています。
最後にリアデザインです。
レクサス共通デザインの「L字型」テールライトが、夜の都会の景色に映えます。
水平基調の安定感のあるデザインで、全高の高いSUVでも、重心の高さを感じさせないデザインになっています。
初代レクサスNX(10系)のインテリアデザイン
次に、レクサスNX(10系)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りからです。
アルミパッドやシートカラーのレッドが、スポーティさを表現しています。
内装パーツの一つ一つの高級感が高いのは、トヨタ ハリアーではなく、レクサスNXを選ぶ大きな理由になります。
次に、車内空間を見てきましょう。
後部座席の足元空間も広く、4人乗車時でも全員快適に移動できるでしょう。
FFレイアウトをとるレクサスNXは、レクサスHSと同じように、車両サイズと比較して十分広い車内空間を実現できます。
初代レクサスNX(10系)の安全装備
初代レクサスNX(10系)には、3つの安全装置が搭載されます。
Lexus Safety System+
Lexus Safety System+は、4つの安全装置をパッケージ化したもです。
その内容は、
衝突安全に関するプリクラッシュセーフティシステム
車線逸脱防止のレーンディパーチャーアラート
自動でハイビームとロービームを切り替え、夜間の視界を確保するオートマチックハイビーム
追従運転に関するレーダークルーズコントロール
となります。
つまり、Lexus Safety System+は、レクサスの安全性能を支える基本的な安全装備になります。
Lexus Safety System+については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
ブラインドスポットモニター(BSM)
ブラインドスポットモニター(BSM)の基本動作は、車両の後側方に車両が存在する場合、さらに、隣の車線の最大約60mまでに車両差存在する場合に、ドアミラー内のインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促します。
また、その状態でウインカーを使用した場合に、インジケーターが点滅し、さらに注意喚起を行います。
ブラインドスポットモニター(BSM)については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)
リアクロストラフィックアラート(RCTA)は、駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をブラインドスポットモニター(BSM)のレーダーにより検知し、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーでドライバーに注意を促すシステムです。
これにより、後退時の安全をサポートします。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レクサスNX(10系)の新車価格
次に、初代レクサスNX(10系)の投稿日時点での新車価格をまとめておきます。
モデル | グレード | 駆動方式 | 価格 |
NX300h | version L | FF | 5,700,000円 |
F SPORT | 5,700,000円 | ||
I package | 5,220,000円 | ||
5,040,000円 | |||
version L | AWD | 5,960,000円 | |
F SPORT | 5,960,000円 | ||
I package | 5,480,000円 | ||
5,300,000円 | |||
NX300 | version L | FF | 5,060,000円 |
F SPORT | 5,060,000円 | ||
I package | 4,580,000円 | ||
4,400,000円 | |||
version L | AWD | 5,320,000円 | |
F SPORT | 5,320,000円 | ||
I package | 4,840,000円 | ||
4,660,000円 |
価格表のとおりに、ハイブリッドモデルのNX300h、ターボモデルのNX300ともに、FFとAWDが選べます。
もし、AWDを選ぶなら、ハイブリッドモデルのNX300hをお勧めします。
エンジンよりもモーターの方が応答性が早く、NX300hのAWDモデルにはリアにもモーターが搭載されることで、より安定したAWD制御が実現できます。
その他、多段ATによる爽快な走行性能を求めるならNX300になりますし、NX300のスタンバイ式のAWDでも、通常は十分な性能を持っています。
初代レクサスNX(10系)のまとめ
ここまで、初代レクサスNX(10系)について紹介してきました。
初代レクサスNX(10系)は、都市部でも扱いやすいボディサイズのSUVに、レクサスの先進技術とクオリティを凝縮したモデルです。
パワートレインも先進のダウンサイジングターボエンジンとハイブリッドエンジンが搭載されています。
ダウンサイジングターボエンジンのNX300/NX200tは、軽快な走行性異能と低燃費性能を持っており、ハイブリッドモデルのNX300hは、モーターアシストによる力強い加速感と、レギュラー対応による優れた経済性を持っています。
NX300/NX200tとNX300hのどちらのモデルを選んでも、満足できるクルマです。
以上が、初代レクサスNXのまとめになります。