初代レクサスGS(190系)について(アリストの後継モデル。GS460、GS450h、GS430、GS350について)

初代レクサスGS(190系)について(アリストの後継モデル。GS460、GS450h、GS430、GS350について)

みなさん、こんにちは

LEXUSの魅力~premium-car-lineup.com~にお越しいただきまして、ありがとうございます。

このサイトでは、レクサスのエンジンや搭載モデル、搭載技術についてまとめています。

情報量が多くても、直感的にわかるようなサイト構成を目指しています。

今回は、初代レクサスGS(190系)についてです。

レクサスGSの先代モデルはトヨタ アリストで、日本国内へのレクサスブランドの導入により、レクサスGSとなりました。

アリストのスポーツセダンを受け継ぐレクサスGSは、ゆとりのある車両サイズとパワフルなエンジンが特徴です。

スポンサーリンク

初代レクサスGS(190系)の動画

まずは、初代レクサスGS(190系)の動画から見ていきましょう。

この動画は、GS450hの試乗動画です。

欧州モデルとの比較もされているので、メルセデスベンツ、BMWと比較している方には必見の動画です。

初代レクサスGS(190系)の加速性能

次に、初代レクサスGS(190系)の加速性能を見ていきます。

初代レクサスGS460の0-220km/hの加速動画です。

0-100加速は5秒台です。

V8 4.6Lの強力なエンジンパワーで、大柄の車体をぐいぐい加速させています。

初代レクサスGS(190系)のエンジン

次に、初代レクサスGS(190系)のエンジンを見ていきます。

初代レクサスGSには4種類のパワートレインがラインナップされ、それぞれ、GS460、GS450h、GS430、GS350となります。

GS430の3UZ-FE型エンジン

V型エンジン8気筒 4.3L

最高出力:206kW(280PS)/5,600rpm

最大トルク:430Nm(43.8kgf・m)/3,400rpm

前期型の初代レクサスGS430に搭載されたエンジンです。

最高出力は280馬力しかありませんが、おそらく自主規制により280馬力に抑えたものと思われます。

最大トルクが43.8kgf・mあることからも、もっと高回転まで回り、最高出力は余裕で300馬力は超えているエンジンです。

したがって、このエンジンのポテンシャルは未知数ですが、パワフルなエンジンであることは間違いないです。

後期型になり、レクサスLS460に搭載されている1UR-FSE型のV8 4.6Lエンジンに置き換えられ、販売が終了しました。

3UZ-FE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

3UZ-FE型エンジンの詳細記事

GS350の2GR-FSE型エンジン

V型エンジン6気筒 3.5L

最高出力:232kW(315PS)/6,400rpm

最大トルク:377Nm(38.4kgf・m)/4,800rpm

最高出力が315馬力のV6 3.5Lエンジンです。

レクサスGSの車両サイズと比較しても、全体的にバランスのいいエンジンで、大型セダンと大排気量自然吸気エンジンのゆとりを十分に感じることができるエンジンです。

2GR-FSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

2GR-FSE型エンジンの詳細記事

GS450hの2GR-FSE型エンジン

V型エンジン6気筒 3.5L ハイブリッド

最高出力:218kW(296PS)/6,400rpm

最大トルク:368Nm(37.5kgf・m)/4,800rpm

モータ最高出力:147kW(200PS)

モータ最大トルク:275Nm(28.0kgf・m)

システム最高出力:254kW(345PS)

V6 3.5Lエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせで、システム全体では4.5L相当の動力性能を生むハイブリッドシステムです。

ハイブリッド用エンジンでありながら、6400rpmまで回る高回転型のエンジンで、環境性能に配慮しつつも、クルマを操ることの愉しさも同時に感じられるハイブリッドシステムです。

2GR-FSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

2GR-FSE型エンジンの詳細記事

GS460の1UR-FSE型エンジン

V型エンジン8気筒 4.6L

最高出力:255kW(347PS)/6,400rpm

最大トルク:460Nm(46.9kgf・m)/4,100rpm

レクサスのフラッグシップモデルであるLS460と同じV8 4.6Lエンジンが搭載されたのがこのGS460です。

レクサスGSのゆとりの車両サイズと、他を圧倒する高出力エンジンの1UR-FSE型V8 4.6Lエンジンの組み合わせで、レクサスGSの持つ世界観が最もわかるモデルです。

また、ハイブリッド化、ダウンサイジングターボ化されていく中で、このようなV8 4.6Lエンジンという大排気量自然吸気エンジンは貴重な存在で、今なお色あせない魅力を放つモデルです。

1UR-FSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

1UR-FSE型エンジンの詳細記事

初代レクサスGS(190系)のトランスミッション

次に、初代レクサスGS(190系)のトランスミッションを見ていきます。

初代レクサスGSのトランスミッションには、8AT、6AT、電気式無段変速機があります。

最上級モデルのGS460には、8ATが採用されます。

多段ATによるリズミカルな変速によって、官能的なドライブを楽しめます。

GS430とGS350には、6ATが採用されます。

多段ATによるダイレクトな加速感が魅力です。

GS450hには電気式無段変速機が搭載されます。

電気式無段変速機は、その名の通り無段階変速なので変速ショックがありません。

GS450hのV6 3.5Lハイブリッドが放つ強力な加速力を、途切れることなく、どこまでも伸びていくような加速感が魅力です。

初代レクサスGS(190系)の駆動方式

次に、初代レクサスGS(190系)の駆動方式を見ていきます。

初代レクサスGS(190系)では、FRとAWDが選択できました。

GS460、GS450h、GS430ではFRのみの設定でした。

特に、GS450hは世界初のFRハイブリッドとして話題になりました。

GS350ではFRとAWDが選べました。

雪の多い地域では、GS350のAWDモデルが役に立ちます。

初代レクサスGS(190系)のエクステリアデザイン

次に、初代レクサスGS(190系)のエクステリアデザインを見ていきます。

まずはフロントデザインです。

4灯式のヘッドライトが特徴的なデザインで、アリストのデザインの流れを受け継いでいることがわかります。

直線と曲線を多用したデザインでゴツゴツ感がなく、落ち着いたエクステリアデザインとなっています。

次にサイドビューです。

劉線的なデザインになっています。

低く抑えられたボンネットが、低重心なデザインを表現しています。

フロントからリアにかけての緩やかな曲線などは、正統派セダンのデザインとも言えます。

最後にリアデザインです。

リアデザインも、まさに正統派セダンといった感じのデザインです。

レクサスGSの、パフォーマンスを無闇にひけらかさない、実力主義な一面が見えます。

初代レクサスGS(190系)のインテリアデザイン

次に、初代レクサスGS(190系)のインテリアデザインを見ていきます。

まずは運転席周りからです。

茶木目のアクセントがスポーティです。

メーターも、視認性が高く、高級感とともにドライバーズカーとしての機能性も備えています。

次に車内空間を見てみます。

大型のボディサイズから想像できる通り、後部座席の足元空間も広いです。

パワフルなパワートレインを搭載するレクサスGSは、多人数乗車時でもゆとりの走行性能を持っており、全員が快適にロングドライブを愉しむことができます。

初代レクサスGS(190系)の新車価格

次に、初代レクサスGSの新車価格についてまとめます。

初代レクサスGSの最終ラインナップの価格についてまとめるので、GS460に置き換わる形で前期型で廃止されたGS430については、この新車価格表では取り上げません。

モデル グレード エンジン トランスミッション 駆動方式 新車価格
GS460 version L V8 4.6L 8速AT FR 7,971,000円
version I FR 7,334,000円
FR 6,943,000円
GS450h version L V6 3.5L ハイブリッド 電気式無段変速機 FR 8,198,000円
version I FR 7,560,000円
FR 7,169,000円
Art Works FR 7,087,000円
GS350 version L V6 3.5L 6速AT FR 6,099,000円
FR 5,678,000円
Art Works FR 5,945,000円
version I AWD 6,511,000円
AWD 6,089,000円
Art Works AWD 6,305,000円

この表の内、Art Worksは、レクサスGSの特別仕様車です。

数字の上では、GS460、GS450h、GS350の順ですが、最上級モデルのversion Lを比較した場合の価格面ではGS450hが最も高額な設定となっています。

また、version Iを比較した場合には、GS460の方が高額な設定になっています。

また、特別仕様車のArt Worksは、GS460、GS450hでは価格が下がっているのに対し、GS350のみ値上がりしています。

おすすめのグレードですが、初代レクサスGSにおける最上級モデルは、実質的にGS450h version Lになります。

しかし、GS460とGS450hでは、グレードによっては価格設定が逆転しているため、一概にGS450hが最上級モデルとも言えない状況です。

したがって、GS460かGS450hで選ぶことになります。

GS460の魅力はLSに搭載されているV8 4.6Lエンジンで、大排気量自然吸気エンジンの醍醐味が十分味わえることです。

また、GS450hの魅力は、強力なV6 .5Lエンジンを搭載しつつも、モータアシストによる俊敏な加速が得られることです。

好みの面で選び方は分かれそうですが、私ならGS460をお勧めします。

ハイブリッド化、ダウンサイジングターボ化は進む今となっては貴重な大排気量自然吸気エンジンです。

今後は、こういった大排気量自然吸気エンジンの搭載モデルは減っていくことが見込まれるので、乗るなら今がチャンスです。

また、V8エンジンの官能性も魅力です。

初代レクサスGS(190系)のまとめ

ここまで、初代レクサスGS(190系)について紹介してきました。

初代レクサスGS(190系)は、レクサスの高級感と、スポーツセダンの走りが融合した魅力的なクルマです。

今では貴重となった大排気量セダンという意味でも、GS460がおすすめです。

以上が、初代レクサスGS(190系)のまとめです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする