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このサイトでは、レクサスのエンジンや搭載モデル、搭載技術についてまとめています。
情報量が多くても、直感的にわかるようなサイト構成を目指しています。
今回は、初代レクサスLC(100系)について紹介します。
レクサスLCは、レクサスのフラッグシップクーペです。
レクサスLCには、2UR-GSE型のV8 5.0Lエンジンを搭載するLC500と、V6 3.5Lハイブリッドを搭載するLC500hが存在します。
レクサスLS譲りのラグジュアリークーペ、LCの魅力を紹介します!
目次
初代レクサスLC(100系)の動画
まずは、初代レクサスLC(100系)の動画から見ていきます。
この動画は、レクサスLCのCMです。
最後のハンドルを小刻みに動かしてタイヤを動かすシーンが粋でかっこいい!
初代レクサスLC(100系)の加速性能
次に、初代レクサスLC(100系)の加速性能を見ていきます。
この動画は、マルチステージハイブリッドを搭載したレクサスLC500hのフル加速動画です。
最高速度は260km/hを記録しています。
発進と同時にエンジン回転数が6000rpmを越える回転数に達しており、エンジンのパワーとモーターアシストで力強く加速しています。
初代レクサスLC(100系)のエンジン
次に、初代レクサスLC(100系)のエンジンを見ていきます。
レクサスLCには、2種類のエンジンが搭載されています。
LC500(2UR-GSE型エンジン)
V型エンジン8気筒5.0L
最高出力:351kW(477PS)/7,100rpm
最大トルク:540Nm(55.1kgf・m)/4,800rpm
レクサスLC500に搭載されるV8のパワーユニットです。
477馬力という強力な出力と、7100rpmまで回る高回転型エンジンの組み合わせで、どこまでも伸びる爽快な加速が特徴です。
なお、この2UR-GSE型エンジンは、GS FやRC Fに搭載されているエンジンと同じものであり、スポーツユニットとしても信頼性のあるものです。
2UR-GSE型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
LC500h(8GR-FXS型エンジン)
V型エンジン6気筒3.5L ハイブリッド
最高出力:220kW(299PS)/6,600rpm
最大トルク:356Nm(36.3kgf・m)/5,100rpm
モーター最高出力:132kW(180PS)
モーター最大トルク:300Nm(30.6kgf・m)
システム最高出力:264kW(359PS)
LC500hに搭載されるハイブリッドユニットです。
新開発のマルチステージハイブリッドが採用されています。
V6 3.5Lエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせることで、システム最高出力は359馬力になり、総合定期に見れば5.0Lモデルと同等の走りが可能です。
ハイブリッドモデルは、V6エンジンとなりますが、モーターによる瞬発力のある加速性能が魅力で、ジェットコースターのような途切れのない強力な加速力が魅力的です。
また、新開発のマルチステージハイブリッドシステムは、2基のモーターを用いることで、発進時はもとより、幅広い回転域で運用するエンジンをアシストすることにも成功しました。
8GR-FXS型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
また、マルチステージハイブリッドについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レクサスLC(100系)のトランスミッション
次に、初代レクサスLC(100系)のトランスミッションを見ていきます。
初代レクサスLC(100系)には、10速ATと、電気式無段変速機が搭載されます。
2UR-GSE型V8 5.0Lエンジンを搭載するLC500には、新開発の10速ATが採用されます。
これにより、より小刻みに変速が可能になり、リズミカルで官能的な走りが可能になりました。
また、10速ギアをハイギアード化することで、高速巡行時のエンジン回転数を下げ、静粛性と燃費を向上させ、環境性能にも貢献しています。
V6 3.5LハイブリッドモデルのLC500hには、電気式無段変速機が採用されます。
この電気式無段変速機は、無段階変速による途切れのない、変速ショックのないスムーズな加速が可能になっています。
また、常にエンジンの効率の良い回転数を維持できることから、燃費もよくなり、環境負荷軽減にも貢献しています。
初代レクサスLC(100系)の駆動方式
次に、初代レクサスLC(100系)の駆動方式を見ていきます。
初代レクサスLC(100系)の駆動方式はFRのみです。
FRは、前輪の負担が減ることにより、クイックなハンドリングを可能にしています。
上質なラグジュアリークーペと切れのいいハンドリングの融合は、まさに所有する喜びを掻き立てる、レクサスの新しいフラッグシップモデルです。
初代レクサスLC(100系)のエクステリアデザイン
次に、初代レクサスLC(100系)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
スピンドルグリルは、遠くから見てもレクサスとわかるデザインになりました。
ロングノーズ、ショートデッキの正統派クーペのデザインを採用しつつも、レクサスのデザインが融合したエレガントなデザインになっています。
次にサイドビューです。
流線型のシルエットがきれいです。
また、クーペの流麗なボディの中に、大径ホイールがあり、レクサスフラッグシップモデルとしての確かな高性能を足元から表現しています。
最後にリアデザインです。
まるでドイツ車のようなデザインになっています。
低く構えたリアデザインは、フェラーリなどに通じる高級な高性能モデルの雰囲気が漂います。
初代レクサスLC(100系)のインテリアデザイン
次に、初代レクサスLC(100系)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りから。
飾り過ぎないデザインは、逆にレクサスの品の高さが伝わるデザインになっています。
直線的なインテリアデザインは、包まれるような安心感があり、レクサスLCの高性能を思う存分に発揮できます。
次に車内空間です。
優雅さを演出するアンビエントイルミネーションも採用。
国産車だからこそできる「匠の技」、「おもてなし」を、レクサスはフラッグシップモデルのLCで実現しました。
初代レクサスLC(100系)の安全装備
次に、初代レクサスLC(100系)の安全装備を見ていきます。
初代レクサスLCには、3つの安全装置が搭載されます。
Lexus Safety System+
Lexus Safety System+は、4つの安全装置をパッケージ化したもです。
その内容は、
衝突安全に関するプリクラッシュセーフティシステム
車線逸脱防止のレーンディパーチャーアラート
自動でハイビームとロービームを切り替え、夜間の視界を確保するオートマチックハイビーム
追従運転に関するレーダークルーズコントロール
となります。
つまり、Lexus Safety System+は、レクサスの安全性能を支える基本的な安全装備になります。
Lexus Safety System+については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
ブラインドスポットモニター(BSM)
ブラインドスポットモニター(BSM)の基本動作は、車両の後側方に車両が存在する場合、さらに、隣の車線の最大約60mまでに車両差存在する場合に、ドアミラー内のインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促します。
また、その状態でウインカーを使用した場合に、インジケーターが点滅し、さらに注意喚起を行います。
ブラインドスポットモニター(BSM)については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)
リアクロストラフィックアラート(RCTA)は、駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をブラインドスポットモニター(BSM)のレーダーにより検知し、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーでドライバーに注意を促すシステムです。
これにより、後退時の安全をサポートします。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レクサスLC(100系)の新車価格
最後に、初代レクサスLC(100系)の新車価格を見ていきます。
モデル | グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 新車価格 |
LC500h | L package | V6 3.5L マルチステージハイブリッド | 電気式無段変速機 | FR | 13,522,000円 |
FR | 13,522,000円 | ||||
S package | FR | 14,522,000円 | |||
LC500 | L package | V8 5.0L | 10速AT | FR | 13,022,000円 |
FR | 13,022,000円 | ||||
S package | FR | 14,022,000円 |
初代レクサスLC(100系)の新車価格は、13,022,000円からです。
初代レクサスLC(100系)には、エンジンの違いでLC500hとLC500があり、装備の違いでそれぞれにL package、S packageがあります。
S packageのみ、100万円高額な設定になっています。
初代レクサスLC(100系)のまとめ
ここまで、初代レクサスLC(100系)について紹介してきました。
レクサスのフラッグシップクーペであるLCには、ガソリンモデルではV8 5.0Lエンジンを搭載しており、大排気量エンジンの豪快な加速を愉しむことができます。
ハイブリッドモデルでは、マルチステージハイブリッドが採用されており、運転する楽しさとともにトップクラスの低燃費性を実現しています。
LC500、LC500hは、レクサスの最新技術が積み込まれたクルマであり、どちらを選んでも魅力的なクルマです。
以上が、初代レクサスLCのまとめです。